2019-06-24 初夏の夜風 ポエム 寝室の窓をあける蒸した部屋の空気が外に吐き出され、涼しい風が静かに流れてきたとてもいい匂いがする隣の部屋か、それとも下の階だろうか夜風に運ばれてきたシャンプーの香りが、私の心を踊らせる髪の長さはロングだろうか、それともショートだろうか裸で髪を撫でる女性の姿を想像する初恋の森の中で見つけた鮮やかな植物のような名前を知らないゆえ、より神秘さを感じさせるどんな快感にも敵うことはないだろう