メタ認知
メタ認知とは、簡単にいうと自分を客観的にみる能力のことで、メタ認知能力が高い人ほど、他人の評価と自分の評価の差が少ないです。
私はこのメタ認知能力がかなり低いほうだと思います。
コミュニケーション能力が低いのに、営業職に就いたりしているのが何よりの証拠です。
また、何一つ達成してませんが、心の中で人を見下しています。
自分ができる人間だと勘違いしているわけではないのですが、そうしないと精神を保てません。
それは「自分ができない人間」ということが根底にあるのでしょうが、イマイチ認知できていないのです。
ようやく最近になって、自分自身がどういう人間かわかってきましたが、就活している頃が一番苦痛でした。
就職活動で自己分析し、面接で「自分はこういう人間だ」と自身を持って言えるのは本当に凄いことだと改めて思います。
あの頃の私は、自分がどういう人間か全くわからず途方に暮れてました。
決して働きたくなかったわけではないのですが、面接でよくある質問で「学生時代に力をいれて頑張ったことは?」と訊かれるのが一番嫌でした。
オナニーしかしてこなかった私にはその質問に答えることができませんでした。
自分がどういう人間か分からなかったというよりも、本当の自分をさらけ出すことができなかったのです。
さらけ出したらまず受かりませんからね。
結果、ピエロを演じ、誰でも受かりそうな会社にやりたくもない営業職で入社しました。